愛や正義、時間などの抽象的な概念を、人物や物語の姿に置き換えて表すこと。
詳しい解説
目に見えない概念を、擬人化された人物や象徴的な物語などに置き換えて表現する方法です。西洋美術では、目隠しをして天秤を持つ女性で「正義」を表すなど、多くの約束事が共有されていました。絵画全体が一つの教訓や考えを表している場合、「寓意画」と呼ばれます。
混同しやすい用語との違い
- 象徴
- 象徴は一つのイメージが意味を表すもので、寓意はそれらを組み合わせて、概念全体を人物や場面として表すものです。
具体例
- 翼を持った老人の姿で「時間」を表した絵画。
- 四季を四人の人物の姿で表した連作。
鑑賞のポイント
この言葉を知っていると、作品のこんなところに注目できます。
- 人物の持ち物や衣装が、どの概念を表す約束事になっているかを調べる。
美術館の解説文での使われ方
西洋の古典的な絵画の解説で、「〇〇の寓意」のように使われます。
公開日 2026-10-25 / 最終更新 2026-10-25