ReArt美術用語辞典

あぷろぷりえーしょん / Appropriation

アプロプリエーション

表現・批評の概念現代美術難易度:発展

別名・関連する表記:流用、借用、アプロプリエーション・アート

既存の作品や画像、イメージを借用し、新しい文脈で作品として示す手法。

詳しい解説

英語で「流用・横取り」を意味します。有名な美術作品、広告、写真などのイメージを意図的に借用し、そのまま、あるいは少しだけ手を加えて自分の作品として示す手法です。とくに1980年代のアメリカで、オリジナリティや作者のあり方を問い直す表現として注目されました。著作権との関係が議論されることもあります。

具体例

  • 有名な写真家の作品を撮影し直し、自分の作品として発表した写真作品。
  • 広告写真の一部を切り出し、引き伸ばして展示した作品。

鑑賞のポイント

この言葉を知っていると、作品のこんなところに注目できます。

  • 元のイメージは何か、借用することでどんな意味の変化が起きているかを考える。

美術館の解説文での使われ方

ポストモダン以降の美術の解説で、作家の手法として使われます。

公開日 2026-10-25 / 最終更新 2026-10-25