人生のはかなさや死の必然を思い起こさせる静物画、またはその主題。
詳しい解説
ラテン語で「むなしさ」を意味し、旧約聖書の一節に由来します。とくに17世紀のオランダで多く描かれた静物画で、頭蓋骨、燃え尽きかけたろうそく、砂時計、しおれた花などを描き、地上の富や快楽のむなしさと死の必然を示しました。
具体例
- 頭蓋骨と本、消えかけたろうそくが並ぶ静物画。
- 豪華な食器の横に、しおれた花や倒れたグラスが描かれた静物画。
鑑賞のポイント
この言葉を知っていると、作品のこんなところに注目できます。
- 画面の中で、時の流れや死を暗示する物を探してみる。
美術館の解説文での使われ方
17世紀オランダ絵画や静物画の解説で使われ、現代の作品がこの主題を引用することもあります。
公開日 2026-10-25 / 最終更新 2026-10-25