ReArt美術用語辞典

れきしが / History painting

歴史画

美術のジャンル・様式難易度:基本

歴史上の出来事や神話、聖書、文学の物語の場面を描いた絵画。

詳しい解説

歴史的事件だけでなく、ギリシャ・ローマ神話、聖書、古典文学などの物語の場面を描いた絵画を広く指します。17世紀以降のヨーロッパの美術アカデミーでは、多くの人物を描き分ける知識と技術が求められることから、絵画のジャンルの中で最も格が高いものとされていました。

一般的な意味との違い

「歴史」と付きますが、実際の歴史的事件だけでなく、神話や宗教の物語の場面も含みます。

具体例

  • 神話の英雄の物語を描いた大きな油彩画。
  • 戦いや戴冠式などの歴史的場面を描いた作品。

鑑賞のポイント

この言葉を知っていると、作品のこんなところに注目できます。

  • どの物語のどの場面かを、タイトルや登場人物の持ち物から読み解く。
  • 画面の中で最も重要な人物がどこに配置されているかを見る。

美術館の解説文での使われ方

西洋絵画の展示で、ジャンルの格付けやアカデミーの制度を説明するときに使われます。

公開日 2026-10-25 / 最終更新 2026-10-25