絵筆を画面につけず、絵具を垂らしたり流したりして描く技法。
詳しい解説
キャンバスを床に広げ、缶から直接、または棒や筆の先から絵具を垂らし、流し、飛ばして画面を作る技法です。1940年代後半にアメリカのジャクソン・ポロックが本格的に用いたことで知られ、描く人の身体の動きがそのまま画面に残る点が重視されました。抽象表現主義を代表する手法の一つです。
具体例
- 何色もの細い線が網の目のように重なり合った、大きな抽象画。
- 絵具が飛び散った跡や、たまって盛り上がった跡が残る画面。
鑑賞のポイント
この言葉を知っていると、作品のこんなところに注目できます。
- 線の太さや勢いから、作家の腕や体の動きを想像してみる。
- 画面の端まで模様が続いているか、中心があるかを見る。
美術館の解説文での使われ方
抽象表現主義や戦後美術の展覧会で、ポロックの作品解説によく登場します。
公開日 2026-10-26 / 最終更新 2026-10-26