金属の版を酸で腐食させて溝を作り、そこに詰めたインクを刷る版画技法。
詳しい解説
銅などの金属板に防食剤を塗り、針で線を引いて金属をむき出しにしてから酸に浸すと、線の部分だけが腐食して溝になります。溝にインクを詰めて表面をふき取り、強い圧力で紙に写します。へこんだ部分にインクを入れる「凹版(おうはん)」の代表的な技法で、細く繊細な線が特徴です。
具体例
- 細い線を何本も重ねて陰影を表現したモノクロの版画。
鑑賞のポイント
この言葉を知っていると、作品のこんなところに注目できます。
- 線の細さや密度の違いで、明暗がどのように表現されているかを見る。
- 紙に版の縁の跡(プレートマーク)が残っているか確かめる。
美術館の解説文での使われ方
公開日 2026-10-25 / 最終更新 2026-10-25