ReArt美術用語辞典

ちゅうしょうひょうげんしゅぎ / Abstract Expressionism

抽象表現主義

美術のジャンル・様式美術史・芸術運動難易度:発展

別名・関連する表記:アブストラクト・エクスプレッショニズム

1940〜50年代のアメリカで展開した、大画面の抽象絵画の動向。

詳しい解説

第二次世界大戦後のニューヨークを中心に展開した絵画の動向です。ジャクソン・ポロックのように絵具をしたたらせたり、身体全体を使って描く「アクション・ペインティング」と、マーク・ロスコのように広い色面で画面を満たす「カラーフィールド・ペインティング」などの傾向があります。美術の中心がパリからニューヨークへ移ったことを象徴する動向とされます。

具体例

  • 床に広げたキャンバスに絵具をしたたらせて描いた大きな絵画。
  • ぼんやりとした色の長方形が浮かぶような、壁一面の大きさの絵画。

鑑賞のポイント

この言葉を知っていると、作品のこんなところに注目できます。

  • 作品の前に近づいて立ち、視界が色や線で満たされる感覚を味わう。
  • 絵具の流れや飛び散りから、描いたときの身体の動きを想像する。

美術館の解説文での使われ方

戦後アメリカ美術の動向名として使われます。

公開日 2026-10-25 / 最終更新 2026-10-25