石や木、紙などの素材をほとんど加工せずに置き、物と空間の関係を示した1960年代末〜70年代の日本の美術の動向。
詳しい解説
1960年代末から70年代にかけて日本で展開した動向で、関根伸夫、李禹煥、菅木志雄らが知られます。石、木、鉄板、紙、綿などの素材を、ほとんど手を加えずに組み合わせたり配置したりすることで、物そのもののあり方や、物同士・物と空間との関係を浮かび上がらせようとしました。
具体例
- ガラス板の上に大きな石を置いた作品。
- 地面に掘った穴と、掘り出した土を同じ形で並べた作品。
鑑賞のポイント
この言葉を知っていると、作品のこんなところに注目できます。
- 物そのものより、物と物、物と床や壁との「あいだ」に注目する。
- 素材の重さや緊張感を、作品の周りを歩きながら感じる。
美術館の解説文での使われ方
戦後日本美術の展示で動向名として使われます。
公開日 2026-10-25 / 最終更新 2026-10-25