植物のような曲線を特徴とする、19世紀末〜20世紀初めのヨーロッパの装飾様式。
詳しい解説
フランス語で「新しい芸術」を意味します。19世紀末から20世紀初めにかけて、ヨーロッパ各地で建築、家具、ガラス工芸、ポスターなどに広がった様式です。植物のつるや花、女性の髪のような、流れるような曲線の装飾が特徴で、日本美術の影響も受けました。ミュシャのポスターやガレのガラス器などが知られます。
混同しやすい用語との違い
- アール・デコ
- アール・ヌーヴォーは植物的な曲線が特徴で、その後に流行したアール・デコは直線的・幾何学的な形が特徴です。
具体例
- 花や草のつるで縁取られた女性像のポスター。
- 植物の形を取り入れたガラスの花瓶やランプ。
鑑賞のポイント
この言葉を知っていると、作品のこんなところに注目できます。
- 装飾の曲線が、植物のどんな部分から生まれているかを探す。
美術館の解説文での使われ方
工芸やデザイン、ポスターの展示で様式名として使われます。
公開日 2026-10-25 / 最終更新 2026-10-25