ReArt美術用語辞典

いんしょうは / Impressionism

印象派

美術史・芸術運動美術のジャンル・様式難易度:入門

別名・関連する表記:印象主義

移ろう光や大気の一瞬の印象を、明るい色彩と素早い筆づかいでとらえようとした19世紀の画家たち。

詳しい解説

1874年にパリで開かれたグループ展をきっかけに知られるようになった画家たちとその表現です。名前は、クロード・モネの作品《印象、日の出》を見た批評家が、からかうように「印象派」と呼んだことに由来するとされます。屋外での制作を重視し、パレットの上で色を混ぜすぎず、明るい色を小さな筆触で並べることで、光や空気の変化を表そうとしました。

混同しやすい用語との違い

ポスト印象派
ポスト印象派は印象派の後に、それぞれの方法で画面の構成や感情表現を追求した画家たちを指します。

具体例

  • 水面にきらめく光を、細かな色の筆触で描いた風景画。
  • 同じ場所を時間や季節を変えて何枚も描いた連作。

鑑賞のポイント

この言葉を知っていると、作品のこんなところに注目できます。

  • 近づくと筆の跡がばらばらに見え、離れると景色としてまとまる変化を体験する。
  • 影の部分が黒ではなく、青や紫で描かれていないか探してみる。

美術館の解説文での使われ方

西洋近代絵画の展示で最もよく使われる運動名の一つです。

公開日 2026-10-25 / 最終更新 2026-10-25