江戸時代に発展した、町人の暮らしや流行、風景などを描いた絵画・版画。
詳しい解説
「浮世」は当世風・現代風という意味で、江戸時代の人々の流行や娯楽、役者、美人、名所の風景などを描いた絵画です。肉筆画もありますが、多くは木版画として大量に刷られ、手頃な値段で庶民に親しまれました。18世紀半ばには多色摺りの「錦絵」が生まれました。葛飾北斎や歌川広重らが知られ、19世紀後半にはヨーロッパの画家たちにも影響を与えました。
具体例
- 東海道の宿場の風景を連作で描いた名所絵。
- 人気の歌舞伎役者を描いた役者絵。
鑑賞のポイント
この言葉を知っていると、作品のこんなところに注目できます。
- 大胆な構図や、遠くと近くを極端に対比させる画面の作り方に注目する。
- 絵師だけでなく、彫師・摺師の技にも目を向ける。
美術館の解説文での使われ方
日本美術の展示で、ジャンル名として使われます。ジャポニスムの展示では西洋美術への影響が紹介されます。
公開日 2026-10-25 / 最終更新 2026-10-25