木の板を彫って版を作り、出っ張った部分にインクをつけて刷る版画。
詳しい解説
板を彫刻刀などで彫り、残った凸部にインクや絵具をつけて紙に写す技法です。版画の分類では「凸版(とっぱん)」にあたります。日本では浮世絵が代表的で、絵師・彫師・摺師による分業で、色ごとに版を分けた多色摺りが発達しました。
具体例
- 色ごとに版を分けて刷り重ねた多色摺りの浮世絵。
- 力強い彫りの跡が残る白黒の版画。
鑑賞のポイント
この言葉を知っていると、作品のこんなところに注目できます。
- 彫り跡の鋭さや、木目が紙に写っているかどうかを見る。
- 多色摺りの場合、色の重なりや版のずれに注目する。
美術館の解説文での使われ方
浮世絵や近代の創作版画のキャプションで技法名として記されます。
公開日 2026-10-25 / 最終更新 2026-10-25