ReArt美術用語辞典

よはく / Blank space / Negative space

余白

作品の構成・鑑賞難易度:入門

別名・関連する表記:ネガティブスペース、空白

画面の中で、何も描かれていない部分。表現の一部として積極的に生かされることもある。

詳しい解説

絵や書の画面で、物が描かれていない部分を指します。東アジアの絵画では、余白が霧や水、空気、遠い空間などを想像させる重要な要素として扱われてきました。描かれた部分と同じくらい、何も描かないことが表現に関わっていると考えられます。

一般的な意味との違い

日常では「ページの余白」のように単に空いている部分を指しますが、美術では作品の意味や空間を生み出す要素として語られます。

具体例

  • 画面の大半を空けて、片隅に小さく松の木を描いた水墨画。

鑑賞のポイント

この言葉を知っていると、作品のこんなところに注目できます。

  • 何も描かれていない部分が、何に見えるか(空、水、霧など)を想像してみる。

美術館の解説文での使われ方

日本画や水墨画、書の解説で「余白の美」などの形で使われます。

公開日 2026-10-25 / 最終更新 2026-10-25