光と影の対比によって、立体感や劇的な効果を表す絵画の技法。
詳しい解説
イタリア語の「明るい(キアロ)」と「暗い(スクーロ)」を組み合わせた言葉です。光の当たる部分と影の部分の明暗の差を利用して、物の立体感や空間の奥行きを表します。とくに強い明暗の対比で劇的な効果を生む表現は、バロック期の絵画で多く用いられました。
具体例
- 暗い背景から、光を受けた人物の顔や手が浮かび上がる絵画。
- ろうそくの光だけで照らされた室内の場面。
鑑賞のポイント
この言葉を知っていると、作品のこんなところに注目できます。
- 光源がどこにあるか、光がどの方向から差しているかを確かめる。
- 最も明るく照らされているのが何か、それがなぜ強調されているのかを考える。
美術館の解説文での使われ方
ルネサンスからバロックの西洋絵画の解説で使われます。
公開日 2026-10-25 / 最終更新 2026-10-25