ReArt美術用語辞典

ちゅうぞう / Casting

鋳造

素材・技法難易度:基本

別名・関連する表記:キャスティング、ブロンズ鋳造

溶かした金属などを型に流し込み、固めて形を作る技法。

詳しい解説

粘土などで作った原型から型を取り、そこに溶かした青銅(ブロンズ)などの金属や石膏、樹脂を流し込んで作品を作る方法です。原型を蝋で作り、型の中で蝋を溶かし出して金属と入れ替える「ロストワックス(蝋型鋳造)」がよく知られています。同じ型から複数の作品を作れるため、彫刻にもエディションの考え方があります。

具体例

  • 作家が粘土で作った原型をもとに、ブロンズで鋳造された人物像。
  • 同じ原型から鋳造され、複数の美術館に所蔵されている彫刻。

鑑賞のポイント

この言葉を知っていると、作品のこんなところに注目できます。

  • キャプションに鋳造年や鋳造所の名前が書かれているかを確かめる。
  • 表面の色や質感から、素材がブロンズか石膏か樹脂かを見分ける。

美術館の解説文での使われ方

彫刻作品のキャプションで「ブロンズ」の表記とともに、制作年と鋳造年が分けて示されることがあります。

公開日 2026-10-26 / 最終更新 2026-10-26