ReArt美術用語辞典

ふぁうんどおぶじぇくと / Found object

ファウンド・オブジェクト

素材・技法現代美術難易度:基本

別名・関連する表記:オブジェ・トゥルヴェ、拾得物、ファウンドオブジェ

作家が見つけたり拾ったりした既存の物を、作品の素材や作品そのものとして用いること。

詳しい解説

自然物や日用品、廃棄物など、もともと美術作品として作られたわけではない物を作家が見いだし、作品に取り込んだり、そのまま作品として示したりすることを指します。素材としての物に、それぞれの来歴や記憶がまとわりついている点が表現に生かされます。

混同しやすい用語との違い

レディメイド
レディメイドは大量生産された既製品を作品として提示するデュシャン由来の方法を指し、ファウンド・オブジェクトはより広く「見つけた物」全般を指します。

具体例

  • 海岸で拾った流木や漂着物を組み合わせた作品。
  • 古道具店で見つけた家具をそのまま展示した作品。

鑑賞のポイント

この言葉を知っていると、作品のこんなところに注目できます。

  • その物がどこから来たのか、どんな使われ方をしてきたのかを想像する。

美術館の解説文での使われ方

現代美術の作品解説で、素材の出どころを説明するときに使われます。

公開日 2026-10-25 / 最終更新 2026-10-25