塗ったばかりの湿った漆喰の壁に、水で溶いた顔料で描く壁画技法。
詳しい解説
イタリア語で「新鮮な」を意味します。壁に塗った漆喰が乾ききる前に、水で溶いた顔料で描くことで、漆喰が固まるときに色が壁と一体化し、長く保たれます。描き直しが難しいため、一日に描ける範囲ずつ漆喰を塗って描き進めます。ルネサンス期の教会や宮殿の壁画が代表例です。
具体例
- 教会の天井や壁一面に描かれた宗教画。
鑑賞のポイント
この言葉を知っていると、作品のこんなところに注目できます。
- 一日ごとに描かれた区画の継ぎ目が見えることがあるので探してみる。
- 壁や建物と一体になっていることを意識して、空間全体での見え方を想像する。
美術館の解説文での使われ方
壁画の技法として説明されるほか、壁から切り離して移された「フレスコの断片」が展示されることもあります。
公開日 2026-10-25 / 最終更新 2026-10-25