画面に残された筆の運びや跡。描き手の個性が表れる部分。
詳しい解説
絵具を塗るときの筆の動き方や、その跡のことです。滑らかで跡の見えない仕上げ、短く素早い筆の跡、大きく大胆なストロークなど、筆致は画家によって大きく異なり、作家の個性や制作の勢いを伝えるものとされます。
具体例
- 短い筆の跡を並べて光のきらめきを表した風景画。
- 筆の跡がまったく見えないほど滑らかに仕上げられた肖像画。
鑑賞のポイント
この言葉を知っていると、作品のこんなところに注目できます。
- 近づいて筆の跡の向きや長さを観察し、描いた手の動きを想像する。
美術館の解説文での使われ方
絵画の解説で「軽やかな筆致」「力強いタッチ」のように使われます。
公開日 2026-10-25 / 最終更新 2026-10-25