ReArt美術用語辞典

ぽすともだにずむ / Postmodernism

ポストモダニズム

美術史・芸術運動表現・批評の概念難易度:発展

別名・関連する表記:ポストモダン

モダニズムの考え方を問い直し、多様さや過去の引用を受け入れた考え方。

詳しい解説

「モダン(近代)の後」を意味する言葉で、1970年代ごろから建築を中心に広く使われるようになりました。モダニズムが目指した進歩、純粋さ、普遍性を疑い、歴史的な様式の引用、大衆文化との混合、複数の価値観の共存などを肯定します。美術では、既存のイメージを借用するアプロプリエーションなどがその表れとされます。

混同しやすい用語との違い

モダニズム
モダニズムは新しさや純粋さを追求した考え方で、ポストモダニズムはそれを問い直した考え方です。

具体例

  • 古典建築の柱や装飾を、遊び心をもって引用した建築。
  • 有名な作品や広告イメージを借用して再構成した作品。

鑑賞のポイント

この言葉を知っていると、作品のこんなところに注目できます。

  • 作品の中に、過去の様式や他のイメージの引用がないか探してみる。

美術館の解説文での使われ方

1970〜80年代以降の美術や建築を説明するときに使われます。

公開日 2026-10-25 / 最終更新 2026-10-25