伝統から離れ、新しい時代にふさわしい表現を追い求めた近代の芸術の考え方。
詳しい解説
19世紀後半から20世紀半ばにかけて、美術、建築、文学などで広がった考え方や動向の総称です。古い慣習や様式から離れ、新しい技術や都市の生活に見合った表現を追い求めました。美術では、絵画が物語を描くことから離れ、色や形、平面性といった絵画そのものの性質を追究する方向へ進んだことが特徴とされます。
混同しやすい用語との違い
- ポストモダニズム
- ポストモダニズムは、モダニズムの「進歩」や「純粋さ」を疑い、多様さや引用を肯定した後の時代の考え方です。
- コンテンポラリーアート
- コンテンポラリーアートは、モダニズム以後から現在までの同時代の美術を指すことが多い言葉です。
具体例
- 装飾をなくし、機能性を重視した建築やデザイン。
- 物語性を捨て、色と形そのものを追求した抽象絵画。
鑑賞のポイント
この言葉を知っていると、作品のこんなところに注目できます。
- 作品が「何を新しくしようとしたのか」「何から離れようとしたのか」を考える。
美術館の解説文での使われ方
近代美術の流れを説明するときや、建築・デザインの展示でよく使われます。
本作の簡潔な構成は、装飾を排し、素材と形そのものに語らせようとしたモダニズムの理念をよく示している。
公開日 2026-10-25 / 最終更新 2026-10-25