ReArt美術用語辞典

しゅるれありすむ / Surrealism

シュルレアリスム

美術のジャンル・様式美術史・芸術運動難易度:基本

別名・関連する表記:超現実主義、シュールレアリスム

夢や無意識の世界を表現しようとした、20世紀の芸術運動。

詳しい解説

フランス語で「超現実主義」を意味します。詩人アンドレ・ブルトンが1924年に「シュルレアリスム宣言」を発表したことで始まった運動で、フロイトの精神分析の影響を受け、理性に縛られない夢や無意識の世界を表現しようとしました。絵画では、写実的な描き方で不思議な光景を描く作品や、偶然性を生かした技法による作品が生まれました。

一般的な意味との違い

日常語の「シュール」は「奇妙な」「不条理な」という意味で使われますが、もとの言葉は特定の芸術運動の名前です。

具体例

  • 溶けた時計や宙に浮かぶ岩など、現実にはありえない光景を写実的に描いた絵画。
  • フロッタージュやデカルコマニーなど、偶然できた形をもとにした作品。

鑑賞のポイント

この言葉を知っていると、作品のこんなところに注目できます。

  • 現実の物同士の、ありえない組み合わせに注目する。
  • 夢を見ているときのような、理屈では説明できない感覚を味わってみる。

美術館の解説文での使われ方

20世紀美術の展示で運動名として使われるほか、「シュルレアリスム的な」のように、影響関係を説明するときにも使われます。

公開日 2026-10-25 / 最終更新 2026-10-25