ReArt美術用語辞典

だだ / Dada

ダダ

美術史・芸術運動難易度:基本

別名・関連する表記:ダダイスム、ダダイズム

第一次世界大戦中に生まれた、既成の芸術や価値観を否定した芸術運動。

詳しい解説

1916年ごろ、スイスのチューリヒにあった「キャバレー・ヴォルテール」を拠点に始まった運動で、その後ベルリン、パリ、ニューヨークなどに広がりました。戦争を生んだ社会の理性や価値観、伝統的な芸術を否定し、でたらめな詩の朗読、コラージュ、レディメイドなど、挑発的で常識はずれな表現を行いました。のちのシュルレアリスムや戦後の美術に大きな影響を与えました。

具体例

  • 意味のない音を並べた詩の朗読パフォーマンス。
  • 写真の切り貼りで社会を風刺したフォトモンタージュ。

鑑賞のポイント

この言葉を知っていると、作品のこんなところに注目できます。

  • 作品のふざけた見た目の裏にある、戦争や社会への怒りや批判を考える。

美術館の解説文での使われ方

20世紀美術の運動名として使われ、現代美術の源流として紹介されることが多い言葉です。

公開日 2026-10-25 / 最終更新 2026-10-25