細かな色の点を並べて、離れて見たときに目の中で色が混ざり合うように描く技法。
詳しい解説
絵具をパレットで混ぜずに、純粋な色の小さな点を画面に並べていく描き方です。離れて見ると隣り合う色が目の中で混ざって見え、明るく鮮やかな効果が得られると考えられました。19世紀後半のフランスで、ジョルジュ・スーラやポール・シニャックらが色彩の科学的な理論をもとに体系化し、その動きは新印象派と呼ばれます。
具体例
- 近づくと色の点の集まりにしか見えないのに、離れると水辺の風景が浮かび上がる絵画。
- オレンジと青など、補色の点が隣り合うように置かれた画面。
鑑賞のポイント
この言葉を知っていると、作品のこんなところに注目できます。
- 作品に近づいたときと離れたときで、見え方がどう変わるかを比べる。
- 点の大きさや形、並べ方が画面の場所によって違うかを探す。
美術館の解説文での使われ方
印象派展やポスト印象派の展覧会で、スーラやシニャックの作品解説によく登場します。
公開日 2026-10-26 / 最終更新 2026-10-26