顔料を油で練った絵具(油絵具)を使って描く絵画、またはその技法。
詳しい解説
色の粉である顔料を、亜麻仁油などの乾性油で練った絵具で描く技法です。乾くのに時間がかかるため、色を混ぜたり塗り重ねたりしやすく、透明な層を重ねる表現から厚塗りまで幅広い表現が可能です。15世紀ごろのフランドル地方で技法が大きく発展し、その後ヨーロッパ絵画の中心的な技法になりました。
具体例
- キャンバスに描かれた風景画や肖像画の多くが油彩です。
- 薄い絵具の層を何度も重ねて、深みのある色を出した作品。
鑑賞のポイント
この言葉を知っていると、作品のこんなところに注目できます。
- 絵具の厚さや筆の跡、表面のつやを観察する。
- 影や肌の色に、下の層の色が透けて見えるかどうかを見る。
美術館の解説文での使われ方
キャプションでは「油彩、キャンバス」「キャンバスに油彩」のように、技法と支持体(描かれている面)をあわせて表記するのが一般的です。
油彩、キャンバス 112.0 × 145.5 cm
公開日 2026-10-25 / 最終更新 2026-10-25